ホームアローンはひどい家族でクズなの?ケビンがかわいそう?

1990年に公開された(日本では1991年)コメディ映画の『ホームアローン』。

クリスマスに見る映画といったらホームアローン!というほど、有名な作品ですよね。

老若男女問わず家族みんなで楽しめるとても素敵な作品ですが、鑑賞した方からは主人公ケビンの家族がクズすぎてひどい、ケビンがかわいそう、といった声がたくさん聞こえてきます。

たしかに作品名の通り、まだ8歳の少年ケビンが家に1人置き去りにされてしまう映画なので、それだけでもかわいそうと思ってしまいますよね。

そこで今回は、ケビンの家族はなぜクズといわれているのか、本当にひどい家族なのか調査していきます。

 

目次

ホームアローンはひどい家族でクズなの?

ホームアローンという作品は、主人公の8歳の少年ケビンが、旅行出発当日に一人家に取り残されてしまい、空き巣を狙った泥棒2人組にさまざまなトラップを仕掛け、退治していく痛快コメディ映画ですよね。

そんな作品の中で鑑賞した一部の方から、ケビンの家族、マカリスター家がひどすぎてクズという意見があるのです。

なぜそのような意見が出ているのでしょうか。

ここからは、ケビンの家族に焦点を当て深堀していきます。

 

家族構成は?

フランス・パリへの旅行出発前夜、マカリスター家にはたくさんの親戚が集まって、ワイワイガヤガヤ大忙しでした。

一つの家にたくさんの大人と子供がいるので、ケビンの両親や兄弟は誰なのか見極めが難しい!と思った方もいるのではないでしょうか。

ここでは、マカリスター家の家族構成についてご紹介していきます。

ケビンの家族、マカリスター家は7人家族でケビンは5人兄弟の末っ子にあたります。

父:ピーター

母:ケイト

長男:バズ

長女:リニー

次男:ジェフ

次女:ミーガン

三男:ケビン

日本だと7人家族というと大家族にあたるよね!

 

家族がひどい・クズと言われる理由は?

ケビンの家族、マカリスター家がひどい、クズだといわれる理由はなんなのでしょうか。

それは、物語の序盤のシーンが主な理由だと思います。

  1. 兄弟での喧嘩のシーンでケビンだけがみんなから非難されている
  2. 飛行機の中で自分の子供(ケビン)がいないことにようやく気づく

喧嘩のきっかけを作ったのは兄のバズだったはずなのに、喧嘩が激しくなるにつれ、なぜかケビンだけが非難されてしまいます。

そして、母のケイトに無理やり屋根裏部屋に連れていかれ、一人寝させられてしまうのです。

また、空港までみんなで車で向かっているのにもかかわらず、その間、家族、親戚誰も気づかないのはどうなの?ひどいといった意見が多いですよね。

その後、飛び立った飛行機の中で母のケイトだけが、ケビンがいないことに気づくのでした。

たしかに誰でもいいからもっと早く気づいてほしかったな~

 

ホームアローンのケビンがかわいそう?

作品を見ていて、ケビンがかわいそうと思った方も多いのではないでしょうか。

そのうちの一つのシーンが、長男バズとの喧嘩のシーンです。

ケビンだけが怒られ、家族、親戚一同、全員に冷たい視線を向けられているシーンはちょっと見ていてかわいそうでしたし理不尽だな、と思ってしまいました。

そして、お仕置きとして屋根裏部屋で寝させられて、起きたら突然家族が誰一人いなく、まだ8歳の少年が一人大きな家に取り残されたら自然とかわいそうと思ってしまいますよね。

誰も自分の味方がいないような感じがして辛いシーンだよね

 

ケビンはなぜ置き去りにされた?

家族や親戚含め、10人以上の人が集まっていたにもかかわらず、誰一人ケビンがいないことに気づかず、なぜ家に置き去りにされてしまったのでしょうか。

前述のとおり、事の発端は旅行出発前夜の長男バズとの大好きなプレーンチーズピザを巡った喧嘩です。

旅行出発日、停電の影響でアラームが鳴らなかったため、全員が寝坊してしまいみんなバタバタと出かける準備に大騒ぎでした。

とにかく飛行機の搭乗時間に間に合うようにすることしか頭になく、誰もケビンが一人屋根裏部屋で寝ていたことに気づくことができなかったのです。

また、空港に向かう車に乗る際、子供の頭を一人一人触り人数を数えていたのですが、その際たまたま近所の子供が一人混ざっており人数がぴったりと合ってしまいました。

そのため、ケビンがいないことに気づかず、みんな出発してしまったのです。

 

ケビンは家族に愛されていなかった?

ケビンだけを怒ったり、ケビンがいないことに気づかず家に置き去りにしてしまったり、これだけを見るとひどい家族だと思われても仕方のない物語ではありますが、ケビンは本当に家族に愛されていなかったのでしょうか。

愛されていなかったかというと、それは違うと思います。

ケビンがいないことに気づくと、すぐに家族みんなで家に戻ろうとしました。

ですが、クリスマスシーズンということもあり、飛行機がとれず母のケイトだけ戻ることになります。

ケイトはケビンのことが心配で心配でたまらない感じでしたし、ケビンがいないことに気づかなかったことに対し、ひどく自分を責めていました。

長女のリニーも一人ぼっちできっと寂しい思いをしている、と心から心配をしていましたし、最後のシーンでは家族全員、飛行機に空き便が出て家に戻ってきたのです。

ケビンに対していつも意地悪な態度をとる長男のバズも、最後のシーンでは「よく家を燃やさなかったな」と優しい笑顔で優しい兄らしく声をかけています。

このような描写を踏まえ、ケビンは家族にとって大切な存在だということが分かります。

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まとめ

今回は、ホームアローンという作品のケビンがかわいそうといわれる理由について、また、ケビンの家族はひどいのか、なぜクズといわれるのかについてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。

ケビンがかわいそう、家族がひどいしクズだといわれる理由は、兄弟との喧嘩のシーンでケビンだけが非難されている、また、ケビンがいないことに気づくのが遅いことでした。

ただ、ケビンは家族に愛されていないわけではなかったですし、特に最後は家族愛が垣間見える、非常に心温まるシーンでしたね。

今回ご紹介したのは初代ホームアローンでしたが、2021年にDisney+で配信された最新作品を含めると全部でなんと6作品あるんですよ!

主人公を演じている役者さんも違うので、そのシリーズごとによさがあり、どのシリーズも家族みんなで鑑賞できる、笑えて心温まる作品だと思います。

是非、今年のクリスマスは歴代のホームアローン作品を見比べてみてはいかがでしょうか。

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