ズートピアのジャックとは誰のこと?企画当時は主人公も違った?

ズートピア ジャック 企画

2016年公開のディズニー映画「ズートピア」

ウサギのジュディとキツネのニックが大人気の本作ですが、実は、企画当時の主人公は全く違うキャラクターだったとご存じですか?

本作の構想段階では、ウサギの”ジャック”というキャラクターが活躍するストーリーだったと言われているんです。

そうなんだ!主人公が違うなんて驚き!元はどんなお話だったんだろう
ジャックってどんなキャラクターだったのかしら?気になることがいっぱい!

この記事では、映画「ズートピア」のジャックとは誰なのか、企画当時のストーリーと合わせて解説していきます。

今後、ジャックがディズニー作品に登場する可能性も考察して紹介するので、ディズニーファンは必見ですよ!

 

目次

ズートピアのジャックとは誰のこと?

「ズートピア」は、企画当初、「Savage Seas(野生の海)」という、別の映画として構想が始まりました。

このSavage Seas」の主役として生まれたウサギのキャラクターが、ジャック・サベージです。

「野生の海」って、なんだか怖そうなタイトル!どんなお話だったのかな?

「ズートピア」と共通しているのは、「擬人化した動物が活躍する映画」であるということだけ。

「Savage Seas」は、アクション映画の金字塔「007」をオマージュした、スパイ映画だったようなんです。

ここからは、「ズートピア」の前身Savage Seas」の、謎に包まれた主人公、ジャック・サベージについて解説していきます。

 

ズートピアに登場してる?

「擬人化した動物が活躍する映画」の、構想段階で生まれたウサギのキャラクター ジャック・サベージ。

どういう経緯で「ズートピア」に変化していったのか気になるところですが、完成した映画に、彼は登場しているのでしょうか?

結論から言うと、映画「ズートピア」に、ジャック・サベージと思われるキャラクターは登場していません

そうなんだ、残念!どんなキャラクターだったのか、見てみたかった!

映画の企画が進むにつれて、その存在すら無くなってしまったジャック・サベージ。

彼はいったいどんなキャラクターだったのでしょうか?

 

ジェームズボンドをモチーフにしてるの?

「ズートピア」の前身となる「Savage Seas」は、映画「007」のようなスパイ映画として構想されていました。

主役のジャック・サベージは、ジェームズ・ボンドをモチーフにしたウサギ。

当時のコンセプトアートを見てみると、確かに服装や、銃を構える姿、きりっとした目つきにジェームズ・ボンドの雰囲気がありますよね。

ウサギのかわいらしいイメージと違って、クールな印象だね!

しかし、「Savage Seas」の企画を、ディズニー上層部に提案したところ、支持されたのは「さまざまな動物が人間のように暮らす大都市」という大枠の設定だけ。

そこで、本作の監督バイロン・ハワード氏らは、物語をはじめから考え直すことになりました。

クールなジャック・サベージから、ウサギの設定だけを残し、女性のジュディ・ホップスへと主人公を変更。

スパイ映画というアイデアは捨て去り、大都市を舞台に「ウサギとキツネのコンビが活躍するバディもの」という方向へと変化していったのです。

 

ズートピアの企画当時は主人公も違った?

ここまで解説してきたように、映画「ズートピア」は、ストーリーもキャラクターも大きく異なる「Savage Seas」の企画から始まりました。

「ズートピア」とは主人公も違っており、スパイとして働くウサギのジャック・サベージが活躍する物語だった「Savage Seas」。

お蔵入りになってしまったアイデアですが、どんな物語だったのか気になりますよね。

それに、ジャックは、良い意味でディズニーらしくないキャラクター。お蔵入りはもったいなくない?

ここからは、「Savage Seas」の詳しい設定や、今後の作品でジャックが登場する可能性を探っていきます。

 

企画当時はスパイ映画だった!

「ズートピア」の前身「Savage Seas」は、スパイ映画として企画が始まりました。

主人公のジャック・サベージは、映画「007」に登場する英国情報局秘密情報部”MI6”のようなところで働くスパイという設定だったようです。

ジャック自身は、ジェームズ・ボンド風のウサギでしたが、彼のボスは、MI6の部長である「M」をモデルにした小さなネズミの女性。

面白そうだけど、ちょっと「007」をオマージュし過ぎな気もする…!

企画当時、「Savage Seas」のストーリーは、大きく分けて2つの場所で展開される構成でした。

冒頭のシーンを、様々な動物たちが暮らす大都市で繰り広げ、その後、物語の舞台は南洋(東南アジア)へと移っていく、という予定だったようです。

バイロン・ハワード監督は、ジャック・サベージを主役にしたスパイ映画のシリーズ化も見越していたそう。

「ズートピア」公開時のインタビューで、監督は企画当初の「Savage Seas」について、「Savage Earth」「Savage Land」などの続編を作る壮大なプランがあったと語っています。

それなのに、お蔵入りになっちゃったの?監督にとっては辛かっただろうね。

結局、「様々な動物たちが暮らす大都市」以外の設定は、立ち消えてしまった「Savage Seas」。

しかし、ディズニーファンなら、クールなジャックの活躍を一目見たいと思うはず!

そこで、今後のディズニー映画で、ジャック・サベージが登場する可能性を考察していきます。

 

主人公はジャックだったの?

企画当初の「Savage Seas」では、主人公はジャック・サベージという名前のウサギでした。

しかし、当時ディズニーでは、童話「ジャックと豆の木」を題材にした長編アニメ映画を制作する予定があったようなんです。

このことから、ネット上では、主人公の名前被りを気にしたディズニーが、ジャック・サベージの案を却下したのでは?というウワサも。

主人公の名前が一緒なのは、確かにちょっとややこしいかもしれないね。

ちなみに、完成した「ズートピア」では、小ネタとして、この「ジャックと豆の木」をモチーフにした映画「ジャックとキリンの木(英語版では「Giraffic」)」が登場。

イイズナのデュークが、いろいろなディズニー風映画の海賊版DVDを売っているシーンに小さく映っています。

しかし、現実の世界では、なんとその後「ジャックと豆の木」の映画化企画は中止に。

2023年には、「ズートピア」の続編が制作されることが発表され、名前のせいで、前作に出演できなかった「ジャック・サベージがついに登場するかもしれない」と期待を集めています。

 

まとめ

今回は、映画「ズートピア」の企画当時の主人公、ジャック・サベージについて解説しました。

「ズートピア」は当初、「Savage Seas(野生の海)」という、ジェームズ・ボンドをイメージしたウサギのジャック・サベージが活躍するスパイ映画として企画が始まりました。

しかし、当時、ディズニー上層部が支持したのは、「さまざまな動物が人間のように暮らす大都市」という部分だけ。

そこで、本作の監督らは、1からストーリーを作り直し、主人公のジャックから、ウサギという要素だけを残して、ジュディという新しいキャラクターを作り上げました。

完成した「ズートピア」には、ジャック・サベージと思われる人物は登場していませんが、今後制作される続編には、登場する可能性もあるようです。

いかがでしたか?今回の記事がお役に立てれば幸いです。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次