ウィッシュの舞台となった国はどこ?モデルとなった街や人物を紹介!

ディズニー創立100周年を記念して制作されている映画「ウィッシュ」!

いよいよ12月15日に公開される本作では、クラシカルな水彩調の背景と最新の3Dアニメーションを融合した、100周年を記念する作品にふさわしい新たな描画方法が取り入れられています。

予告編でも美しい映像が話題になったよね!手書き風の背景と、立体的な人物の描写の違いがおもしろい!

これまでのディズニー作品と一味違う美しい映像に、驚いた人も多いのではないでしょうか。

とくに、物語の舞台となる王国の描写は、絵本のように温かみがあって美しいですよね。

実はこの美しい王国、モデルが存在すると言われているのはご存じですか?

アラビアンなタイル張りの装飾が印象的なウィッシュの舞台。モデルがあるならどこの国や街なのか知りたい!
王国にモデルがあるのなら、登場人物もモデルがいるのかな?

みなさんも美しい王国のモデルはいったいどこなのか知りたいはず!

また、登場人物のモデルも気になるところですよね。

古き良きクラシカルな雰囲気と最新の3D技術でディズニーの歴史を感じさせる「ウィッシュ」の世界。

この記事では、ディズニー100周年を記念する作品「ウィッシュ」に登場する国や街は実在するのか、さらに登場人物にモデルはいるのか検証して解説します。

 

目次

ウィッシュの舞台となった国はどこ?

「ウィッシュ」の舞台は、願いが叶う魔法の王国 ロサス。

石造りの荘厳な建物や美しいタイル張りの床などが目を引きますよね。

神殿のような広場も特徴的だよね!

西洋風の街並みに、どことなくアラビアンな香りを感じるロサス王国。

「ウィッシュ」の舞台、ロサスは実際にある国なのでしょうか。

調査したところ、ロサス王国は皆さんがよく知るあの国の一部だったようです!

 

舞台となった国はどこなの?

まずは「ウィッシュ」の舞台となるロサス王国について説明します。

これまでディズニーでは、さまざまな作品で”願いの力”を描いてきました。

舞踏会に行きたいと願ったシンデレラ、人間の世界を知りたいと願うアリエル、人間の子供になりたいと願ったピノキオ…。

「ウィッシュ」のロサス王国は、そんなディズニーの主人公たちが生まれるずっと前から存在するファンタジーの世界です。

国王のマグニフィコ王は、願いを叶える力を持ち、国民から大人気。

しかし、マグニフィコ王が叶える願いは、「ロサスに『良かれ』と思った」ものだけ。

「ほとんどの願いは叶わない」と主人公のアーシャに言い放ちます。

美しい国を舞台にした物語はどうなってしまうのでしょうか。

ここからはロサス王国は実在する国なのか、解説していきます。

 

実在する国なの?

日本ではまだまだ情報が少ない「ウィッシュ」。

しかし、アメリカのThe WALT DISNEY company公式サイトには「ウィッシュ」の世界について以下のような説明がありました。(※日本語翻訳したものを掲載)

イベリア半島沖に位置する幻想的な土地、ロサスに観客を迎えます。「私たちのヒロイン、アーシャは、願いの王国として知られるロサスに住んでいます」と、フォーン・ヴィエラサンソーンとともにこの映画を監督したクリス・バックは語る。

引用元:The WALT DISNEY company

このように「ウィッシュ」の舞台、ロサス王国はイベリア半島沖に存在する架空の土地という設定のよう。

イベリア半島とは、現在のスペインにあたります。

日本人がイメージするスペインと言えば、フラメンコ、闘牛、サッカー…郷土料理のパエリアを思い浮かべる人もいるかもしれませんね。

そんな愛と情熱の国スペインには、実際に「ロザス(Rosas)」という地名があります。

ロザスの町の南は美しいロザス湾に面しており、「スペインのヴェネチア」とも呼ばれてる高級リゾート地です。

映画「ウィッシュ」の予告編では、街の向こうに海のような場所を望めるシーンが。

イベリア半島にあるとされる願いを叶える王国ロサスは、実在するスペインのロザスをモデルにしているのでしょうか。

 

ウィッシュのモデルとなった街や人物を紹介!

ロサス王国によく似た名前のスペインに実在するロザス。

ロザス湾がリゾート地として有名なことは分かりましたが、それ以外にほとんど情報はありあません。

情報が少なくて、モデルになった土地なのか判別できないよ…。

そこで、ロサス王国の「ロサス」の意味を調べてみました。

すでに公開されているUS版予告映像では、国のいたるところにバラの花がデザインされた旗や物が映っていますよね。

スペイン語でもバラは英語と同じく「Rose」と書きますが、発音は「ロサ」。

そう、願いが叶う国ロサスはバラの花を意味する国名なんです。

よく見ると主人公アーシャがしているピアスも、バラの花のデザインのように見えます。

実在するロザスの町とはたまたま名前が似てしまっただけで、ロサス王国のモデルはほかにあるのかもしれません。

ここからは「ウィッシュ」に登場する街やキャラクターのモデルについて検証していきます。

 

モデルとなった都市はあるの?

ディズニーファンの間では、ここがロサス王国のモデルなのでは?といわれている場所があります。

それは、現在のスペインの最南部に位置するグラナダ

このグラナダでは13世紀から15世紀にかけて、ナスル朝と呼ばれるイスラム教徒を主とする王朝が開かれていました。

ナスル朝時代に建てられたイスラム建築として最も有名なのが「アルハンブラ宮殿」。

その美しさは「王が魔法を使って宮殿を完成させた」と言われるほどだそう。

この宮殿はイスラム教の影響を強く受けており、蜘蛛の巣状に広がった独特の天井やタイルで敷き詰められた内装が特徴的です。

「ウィッシュ」の予告映像で映る建物も、床や壁がタイル張りだったり、王が住むお城は天井が高く、放射状に広がっているのが分かりますよね。

アラビアンな雰囲気がなんだか似ているね!

グラナダ以外の都市でも、スペインは歴史的な背景からイスラム教の建築が多く見られます。

イベリア半島にある架空の土地が舞台の映画「ウィッシュ」では、現実の歴史を忠実に反映していると言えそうですね。

 

モデルとなった人物も紹介!

最後に「ウィッシュ」の登場人物にモデルはいるのか解説します。

結論から言えば、アーシャやマグニフィコ王のモデルとなった人物はいません

しかし、「ウィッシュ」の登場人物は、ディズニーのこれまでの歴史とこれから築いていく道を示したキャラクターだと言えるかもしれません。

アーシャはこれまでの多くのヒロインと違い、浅黒い肌に丁寧に編み込まれたブレイズヘアと、特徴的な外見をしています。

しかし、アーシャの前向きで明るい性格は、これまでのディズニー映画のヒロインたちに共通する性格ですよね。

では、マグニフィコ王はどうでしょうか。

ディズニーでは悪役がまとうオーラや魔法は緑で表現されます。

現時点では悪役のように思われるマグニフィコ王も、緑色の怪しい魔法を使う様子。

また、マグニフィコ王は王であるにもかかわらず、君主の証である王冠をしていません

予告映像をよく見ると、王冠をかぶっているのは王妃ですよね。

このように、ウィッシュ」の登場人物は、100年の歴史を作ってきたディズニーのこれまでとこれからを示すために生み出されたキャラクターなのではないでしょうか。

 

まとめ

今回は、ディズニー100周年を記念する映画「ウィッシュ」で登場する街やキャラクターにモデルはあるのか検証しました。

その結果、ものがたりの舞台となるロサス王国はイベリア半島、現在のスペインに存在する設定だとディズニー公式が明言していると分かりました。

モデルとなった街は、実在するロザスや建物の構造が似ているグラナダなど諸説あるものの、スペインのイスラム文化をモデルにしていることは間違いないでしょう。

また、主人公のアーシャなど登場人物のモデルとなる人は実在しません

しかし、これまでのディズニーキャラクターの特徴と今までにない個性を合わせ持つ「ウィッシュ」の登場人物は、ディズニーの過去と未来をつなぐ存在だと言えそうです。

いかがでしたか?今回の記事がお役に立てれば幸いです。

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