千と千尋のハクは八つ裂きにされた?兄弟説や兄の死亡・性別や正体も解説!

千と千尋の神隠し 八つ裂き ハク 

千と千尋の神隠しといえばジブリ作品の中でも老若男女から愛されるアニメ映画ですね。

日本にとどまらず海外でも人気を誇ることから、日本を代表するアニメといえるでしょう。

主人公・千と、千の家族が迷い込んだ油屋の不思議な登場人物たちが送る物語に、何度も見返しているという人もいるのではないでしょうか。

テレビで放送されるたびにみている人も多いよね

そんな千と千尋の神隠しですが、登場人物であるハクについて、様々な考察が行われているのを知っていますか?

そのなかで最も多くささやかれているのがハクが八つ裂きにされたというものです。

それではハクは本当に八つ裂きにされてしまったのでしょうか?

また、ハクと千尋のかかわりから千尋の兄との関連もささやかれているようです。

そこでハクの正体について、性別や千尋との兄弟説について紹介しつつ解説していきますね。

 

目次

千と千尋のハクは八つ裂きにされた?

千と千尋の神隠しには様々な考察があるのを知っていますか?

その中の1つが「ハクは八つ裂きにされた」というものです。

この考察はSNSなどでもよく話題に上がるので知っている人も多いのではないでしょうか。

考察されている投稿をよく見かけるよね

実際に映画の中には、湯婆婆がハクに向かって「お前は八つ裂きになる度胸があるか?」と問いかけるシーンがあります。

それでは実際にハクは八つ裂きにされてしまったのでしょうか?

結論は、ハクは八つ裂きにされていません。

ハクと湯婆婆の契約について触れつつ、その八つ裂き説について詳しく見ていきましょう。

 

湯婆婆の言ったセリフや契約書が原因?

ハクが湯婆婆に「お前は八つ裂きになる度胸があるか?」と言われるシーンは、どのようなシーンなのでしょうか?

それはずばりハクが湯婆婆に交渉をするシーンです。

その交渉とは、千が銭婆のもとへ行く際に湯婆婆の息子、坊が千についていったことについて、坊を連れて帰る代わりに、千と捕らえられていた千尋の両親を、元の世界へ帰してほしいというものでした。

その際に湯婆婆がハクに対して凄んだのが例のシーンですね。

インパクトの強いシーンだよね

また、湯婆婆のいる世界ではルールは絶対という理がありました。

つまり、湯婆婆と契約したことは覆せないということですね。

このことから湯婆婆と契約をしたハクは、湯婆婆の「八つ裂き」に対して抗えないと言うことです。

要するに、ハクの交渉によって八つ裂きにされる運命となったと考えられるということですね。

 

単なる都市伝説だったの?

ここまで、ハクの八つ裂きに関する説について紹介してきました。

しかし、このような説は公式では触れられておらず、アニメにも八つ裂きにされるシーンは登場しません。

つまりこれは単なる都市伝説であり、実際にハクが八つ裂きにされてはいないといえそうです。

強烈なシーンから独り歩きしたみたいだね

それに加えて、ハクは千のおかげで思い出せなくなっていた、自分の名前を思い出すことができました。

これは契約で名前を奪われたことに対して、その名前を取り戻すことにより、湯婆婆の呪いから解放されたと解釈することができそうです。

つまり、契約が無効となってハクは八つ裂きにされずに済んだということですね。

ハクが八つ裂きにされてなかったみたいでよかった…!

 

兄弟説や兄(ハク)の死亡・性別や正体も解説!

ここまで、ハクについての都市伝説についてみてきました。

ところで、そもそもハクはどのようなキャラクターなのでしょうか?

アニメでは中性的な顔立ちの12歳くらいの少年として描かれていますね。

そんなハクは八つ裂き説だけではなく、千尋との兄弟説もささやかれていますね。

それだけ人気のキャラクターだということだね

それでは、ハクの正体や千尋の兄との関連性について詳しく見ていきましょう。

 

ハクは千尋の兄で死亡してるの?

千と千尋の神隠しの映画では、ハクはすでに自分の名前を思い出せない状態でしたね。

しかし、クライマックスで、千によってハクの本当の名は「ニギハヤミコハクヌシ」であることを思い出すことができました。

「ニギハヤミコハクヌシ」は、千尋が小さいころに溺れそうになったコハク川の主のことで、溺れそうになった千尋を助けたのはその主であるハクだったというわけですね。

つまり、ハクの正体は「ニギハヤミコハクヌシ」という川の神様だったんです。

千尋とハクはこの世界で出会う前に一度出会っていたということだね

この小さいころに千尋が川で溺れたというエピソードから、千尋には兄がおり、その兄が千尋を助けて亡くなったという考察がなされているそうです。

その兄が亡くなった後にコハク川の神となって千尋を守っているのだというのが兄弟説の全貌のようですよ。

しかし、兄弟説はもちろん、兄がいたかどうかについても映画の中でははっきりとは触れられていません。

これも映画を見た人によって作り出された都市伝説と言ってよさそうですね。

ジブリ作品ならではの匂わせ表現の副産物だね

 

ハクは男性だったの?

ハクの正体は「ニギハヤミコハクヌシ」であることがわかりましたね。

「ニギハヤミコハクヌシ」はかつて千尋が溺れてしまったコハク川の神様でした。

この「ニギハヤミコハクヌシ」は「ニギハヤヒノミコト」という神様が由来であるといわれていますが、この神様も謎の多い神様だそうです。

映画の中でもハクの正体については小さいころに千尋を助けたコハク川の神様であることのみ触れられており、詳細な設定はあまり公開されていませんね。

この謎多き存在という点で共通点がありそうです。

だから性別もわからないんだね

では、湯婆婆のいる世界でのハクはどのような人物なのでしょうか?

ジブリの公式設定では12歳の少年とされていることから、ハクの性別は男性だといえそうです。

実際に千が銭婆のもとへ行った際にも、銭婆がハクのことを「ボーイフレンド」と呼ぶシーンがありました。

正体とは異なる姿ではありますが、人間の姿のハクは男性で間違いなさそうですね。

 

まとめ

ここまで千と千尋の神隠しの人気キャラクターであるハクについて、八つ裂き説や兄弟説について解説しました。

ハクは湯婆婆との契約の際に、千をもとの世界に返す代わりに八つ裂きになる覚悟をしていたことがわかりましたが、実際には自分の名前を思い出したことで、八つ裂きの運命を逃れられたと解釈できました。

また、ハクの正体は千尋が小さいころに溺れたコハク川の主である「ニギハヤミコハクヌシ」という神様だったことがわかりましたね。

ここで溺れた千尋を助けて死亡した兄がハクとして再会したという兄弟説が生まれましたが、これも八つ裂き説と同様に都市伝説であるといえそうでした。

ハクの正体である「ニギハヤミコハクヌシ」は謎の多い神様ですが、人間の姿のハクは映画の描写の通り、12歳くらいの少年、つまり性別は男であるということもわかりましたね。

ジブリは特有の匂わせの表現により、たくさんの都市伝説があるようです。

その真偽は映画を見つつ、確かめてみてはいかがでしょうか。

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