リメンバーミーの犬は死んだ?ダンテはなぜ死者の国に行けたのかも解説!

みなさん、映画「リメンバーミー」は知っていますか?

リメンバーミーは2017年に公開されたピクサーによる長編映画です。

夢を追い続ける素晴らしさと家族の絆を感じられるこの映画は、日本でも大ヒットしましたね。

家族について考えさせられる素敵な物語だよね

そんなリメンバーミーですが、カギとなるキャラクターとして犬のダンテが挙げられます。

この犬はミゲルが死者が見えるようになった時でも、その前と変わらずにミゲルとかかわることができていました。

では、このダンテはもともと死んでしまっていたのでしょうか?

それとも死者の国にいる間も死んでないのでしょうか?

リメンバーミーのストーリーとともに、犬のダンテの存在について解説していきます。

 

目次

リメンバーミーの犬は死んだの?

ダンテはリメンバーミーに登場する犬のキャラクターです。

ダンテは野良犬で、ミゲルにしつけられているシーンや、ミゲルが家族に隠れてデラクルスの作品やギターを楽しむ隠れ家を知っているシーンが見られることから日ごろからミゲルと仲良くしている犬といえそうですね。

そんなダンテは死者が見えるようになったミゲルが生者の世界にいる間も唯一触れることのできる存在でした。

そしてダンテはミゲルとその家族と一緒に死者の国へと向かい、ミゲルと行動を共にします。

このように生者の世界と死者の国をなんの障害もなく行き来することができるダンテは死んだ存在なのでしょうか?

しかし、生者にも見えるということは犬のダンテは死んでないということですね。

もし生きているのだとすると、ダンテはなぜ死者の国へ行くことができたのでしょうか?

 

死者の国に行けるのは死んだ人だけ?

リメンバーミーにおける死者の国とは、亡くなった人たちが過ごす国です。

人は亡くなった後、死者の国でその家族と合流し、生者の思い出の限りをその国で過ごすことができます。

つまり、基本的には死者の国は死んでいない人は行くことができません

ただし、ミゲルがデラクルスの祭壇からギターを借りようとしたように、死者から何かを盗もうとすると呪いにかかってしまうことから、生者でも死者の国へ行くこともありそうですね。

ところが、ミゲルは呪いにかかった瞬間に生きている人には見えなくなり、死者の姿が見えるようになってしまいましたが、ダンテは生者にも死者にも見えていました。

生者に見えるということはダンテは死んでないといえそうですが、死者の世界に行けるというのには何か理由がありそうですね。

ダンテは生者にも死者にも干渉できる特別な存在といえそうです。

ダンテは何者なんだろうね?

それではここからはダンテについて詳しく紹介していきます。

 

ダンテの犬種は何?

ところで、ダンテの犬種はメキシコ原産のメキシカン・ヘアレスドッグだとされています。

通称ショロ犬と呼ばれており、メキシコで古くから神聖な動物として扱われていた犬種だそうですよ。

この犬種は被毛がなく、幼いころはやんちゃで活発な性格ですが、成長とともに落ち着いた用心深い性格となるのが特徴のようです。

メキシコではこのショロ犬はなんと神の使いとして死者の魂を導くとされていたそうです。

ダンテがこの死者の魂を導くというショロ犬であることを考えると、ダンテも同じような役割を果たしていると考えてよさそうですね。

 

リメンバーミー犬のダンテはなぜ死者の国に行けたのかも解説!

ダンテは死者しか行くことのできない死者の国へと行き来することができる犬であり、メキシコで神聖な犬とされているショロ犬であることがわかりました。

では、ダンテはなぜ死者の国へ行けたのでしょうか?

また、ダンテはリメンバーミーにおいてどのような存在なのでしょうか?

ダンテはリメンバーミーで大事な役割を持っていそうだよね

それではダンテの存在について、死者の国と絡めてさらに詳しくみていきましょう。

 

なぜ死者の国に行けたの?

先ほども紹介したように、死者の国には原則亡くなった人しか行くことができません。

死者が死者の国に戻るには死者が祭壇に備えられたものを持ち帰ることが必要ですが、ミゲルは家族が呪いにかかったミゲルを死者の国へ連れていくことで死者の国へと入ることができました。

そんな中、ダンテはそのような手続きもなく死者の国へと入ることができており、また死者の国でも珍しがられることなく受け入れられていました。

この点でも、ダンテは生者とも死者とも違う何か特別な存在であったために死者の世界に行けたといえそうですね。

 

ダンテはアリブリヘだった?

リメンバーミーの中に登場するキーワードとしてアリブリヘが挙げられます。

アリブリヘとは、死者の世界でみられる魂を導く精霊のことです。

死者の世界ではカラフルな動物の姿で存在しています。

このアリブリヘがいることで死者は迷わずに死者の国へと行けるわけです。

生者の世界では間抜けな野良犬として扱われていたダンテですが、呪いにかかったミゲルと行動を共にすることでミゲルとその家族であるヘクターを引き合わせていました。

まさにミゲルの魂を導いていたということですね。

つまり、ダンテはアリブリヘだったために生者と死者の世界を難なく行き来できていたと考えられます。

確かにこれまでに紹介したように魂を導く特別な存在でしたね。

ちなみに最後にはダンテが死者の世界でアリブリヘのカラフルな動物の姿に変わる場面も登場しています。

まさに物語のカギを握る大切なキャラクターだね

 

まとめ

ここまでリメンバーミーに登場する犬のダンテについて紹介しました。

ダンテは死者の魂を導く精霊であるアリブリヘであり、そんな特別な存在だったために死者の国へ行くことができたということでした。

死者の国へ行くことができても死んでないことがわかりましたね。

そんなダンテはメキシコの神聖な犬であるショロ犬がモデルとなっていることもわかりました。

犬のダンテの存在も含め、いろいろなメッセージとともに練りこまれた世界観のリメンバーミーを、また違った目線で楽しんでみてはいかがでしょうか。

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