ラブラドールは「イギリス系」?「アメリカ系」?種類や特徴・性格を紹介!

通称ラブでなじみのラブラドールレトリバーですが、賢く従順な性格から、盲導犬や麻薬探知犬など多方面で活躍しているんですよ。

 
イギリスや犬大国アメリカでは登録数がここ数十年ベスト5に入る人気犬種なんですって!

そんなラブラドールですが、「イギリス系」?「アメリカ系」?ってよく耳にしますが、私自身よくわかっていなかったので、調べてみました。

他にも、どんな種類があってどんな特徴・性格をしてるんだろうって気になりますよね。

そこで今回は、「イギリス系」、「アメリカ系」と言われる所以や種類、特徴・性格などを紹介していきます。

 

目次

ラブラドールは「イギリス系」?「アメリカ系」?

ラブラドール イギリス系 アメリカ系 種類 特徴 性格

ラブラドールレトリバーの名称は、カナダのラブラドール地方からイギリスに渡ったことから、ラブラドールと名付けられたそうです。

また、水鳥や魚などを回収するのが得意で、「レトリーブ」(回収するという意味)からレトリバーと名付けられたんだとか。

そんなラブは、「イギリス系」と「アメリカ系」の2種類の血統タイプに分かれていると言われており、出身によって特徴や性格も違うので、種類や特徴・性格を紹介していきますね。

 
わたちたちはどっちなんだろ?

 

ラブラドールは「イギリス系」・「アメリカ系」に血統が分かれてるの?

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出展元:trackerhouse.com

ラブは、イギリスに渡ったあと、狩猟犬としての高い能力から人気が高まり、アメリカをはじめ各国に広まっていったようです。

そして、1903年にイギリスで初めてケネルクラブに犬種登録がされ、遅れること数十年、1917年にアメリカのケネルクラブでも犬種登録がされたんだとか。

ケネルクラブとは、純血種の血統書の発行や犬籍管理などを統括する目的で設立された団体のことで、イギリスは世界最古、アメリカは2番目に古い団体なんですよ。

その後、各々のケネルクラブにて改良を加えながら、純粋犬種として保護されてきたことから、2種類の血統ができたようです。

 
私たちにも血統書はありましたよ!

なお、「イギリス系」・「アメリカ系」は非公式の呼称であり、血統は分かれていますが、各々のケネルクラブで別々に体系化・規格化されたものではありません。

血統書とは、人でいう「戸籍」であり、同じ犬種の両親から生まれた子に対して発行されるそうですよ。

           

「イギリス系」・「アメリカ系」の見分け方は?

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出展元:retriever.life

「イギリス系」・「アメリカ系」の見分け方は、外観で判断がつくと言われていますよ。

上の写真のクロラブは「アメリカ系」、その上のイエローラブの写真が「イギリス系」になります。

「イギリス系」・「アメリカ系」の特徴を下表に示しますね。

「イギリス系」(イングリッシュタイプ) 「アメリカ系」(アメリカンタイプ)
タイプ ショータイプ(品評会のための見た目重視タイプ) フィールドタイプ(仕事のお手伝いタイプ)
体 格 胴は短かくがっしり体型 手足が長くスマートで背丈も高くやや大きい
特 徴
  • ストップ(両目の間のくぼみ)がはっきりしている
  • マズル(ストップから鼻先)は短く首がしっかりしている
  • 頭部は横幅が広い
  • マズルは長く鼻先にいくにつれ細くなっている
  • 頭部は横幅が狭い
性 格 穏やかで大人しい 活動的で神経質

なかには、血統書でわかるという方もいますが、両親や祖父母がKC(イギリスケネルクラブ)やAKC(アメリカケネルクラブ)の表記があればわかりますが、日本生まれの場合、多くはJKC(ジャパンケネルクラブ)の表記のため難しいかと。

子犬のうちはわかりにくいと思いますので、確実に知りたいという方は、血統を大事にされているブリーダーさんであれば、どちらの出身か教えてもらえると思いますよ。

ちなみに、我が家のラブは、2頭とも「アメリカ系」でした。

 

ラブラドールの種類や特徴・性格を紹介します!

ここまでは、「イギリス系」・「アメリカ系」のそれぞれの特徴を紹介してきました。

ここからはラブの種類や特徴・性格を紹介していきますね。

 

ラブラドールの種類は何種類?

出展元:pet.benesse.ne.jp

ラブには、イエロー、ブラック、チョコレートの3種類の毛色があります。

毛色によっても性格は少しづつ違うんですね。

この3種類とは別に、公式には認められていませんが、シルバーの子もいるそうですよ。

別名「グレーゴースト」とも呼ばれ人気が高まりつつあるそうですが、レアカラーのため日本ではあまり見られないようです。

 

イエロー

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白に近いクリーム色から赤みが強いものまで、色幅が広いという特徴あり。

目の周りや鼻、唇が黒く、年とともに鼻の色が薄くなることも。

 
私のお鼻も色が薄くなってきましたよ!

ブラックとともに代表的な色ですね。

性格的には落ち着いた子が多いようです。

 

ブラック

爪や顔など全体が黒くスマートな印象の毛色です。

全身真っ黒なので暗がりでは顔がどこにあるかわからないですよ。

なので我が家の には、いつも赤い首輪をつけてます。

性格的には、活発で落ち着きがない子が多いそうですが はそんなでもないかな。

 
わたちは元気だけど、落ち着いてるよ!

 

チョコレート

こげ茶のような濃い茶色からチョコレート色まで、色幅は広いです。

チョコレートはレバーともいわれてるそうですよ。

性格的には、ブラック同様、活発で落ち着きがない子が多いそうです。

日本ではあまり見かけないですね。

 

ラブラドールの特徴や性格はどうなの?

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  • 落ち着いた性格で、非常に友好的
  • 無駄吠えは少なく、攻撃性も少ない
  • 集中力と理解力に優れ、従順で賢い
  • 泳ぎが上手で泳ぐのも好き
  • 食いしん坊
  • 物を咥えるのが好き

ラブちゃんは非常に落ち着いてて、大人から子供、他の動物に対しても友好的で、何よりも人が大好き。

無駄吠えも少なく、攻撃性も少ないんですが、人が大好きで勢いよく近づいたり、飛びついたりするので、ラブを知らない人からすると勘違いされることが多いですね。

集中力と理解力にも優れており、従順で賢いことから、盲導犬や探査犬等としても活躍しているんですよ。

ラブにはかわうそのしっぽといわれる太いしっぽ、足には水かきもあり、泳ぎが上手。そして、泳ぐのも大好きなんですよ。

上の写真は川で が泳いでいる姿です。実に奇麗な泳ぎですよね。

 
あたちは泳ぐの苦手だよ

また、ラブは大の食いしん坊で散歩中に草や落ちている物も食べてしまうので注意しましょう。

物を咥えるのも大好きで、 は散歩のとき毎日ボールを咥えて歩いていましたよ。

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まとめ

今回は、ラブラドールの「イギリス系」・「アメリカ系」の違いや見分け方、種類や特徴・性格を紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。

ラブラドールには、「イギリス系」と「アメリカ系」の2種類の血統がありますが、それぞれに特徴があり、比較してみると違いがよくわかりますね。

「イギリス系」はショータイプで胴が短くがっしり体形であり、「アメリカ系」はフィールドタイプで手足が長くスマートで背丈も高くやや大きいという大きな特徴の違いがあります。

また、毛色の種類によっても性格って違うんですね。

種類や特徴、性格も紹介してきましたが、人も千差万別あるように、ラブラドールも千差万別で、賢い子もいればやんちゃな子もいますし、大きい子もいれば小さい子もいますので、外見や性格にとらわれず、家族の一員として大切にしていただければと思います。

ラブラドールはどんな子もかわいいですよ!

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