君たちはどう生きるか最後の意味は?何を伝えたかったの?

スタジオジブリの長編アニメ『君たちはどう生きるか』が、2023年7月14日いよいよ公開されました。

スタジオジブリと言えば宮崎駿監督ですが、『風立ちぬ』を最後に引退したはずなのに「引退しながらやってます」ってさすがですね。

 
歳も歳だけに宮崎駿監督にとってこの『君たちはどう生きるか』が集大成になるかもって思うとぞくぞくしちゃいます!

『君たちはどう生きるか』ジブリについては、事前の情報が全くなく、また、パンフレットもまだないということで、すでに見に行った方も最後の意味や宮崎監督が何を伝えたかったのかわからなかったのではないでしょうか。

 
宮崎ワールドは1回見ただけではよくわからないんですよね。

ディズニー作品とはまた違った作風なので難しいですよね。

そこで今回は、『君たちはどう生きるか』最後の意味や宮崎監督が何を伝えたかったのかについて調査しましたので紹介します。

 

目次

君たちはどう生きるか最後の意味は?

一切の情報がないまま公開された『君たちはどう生きるか』ですが、もう見られた方もいるのではないでしょうか。

感動した、泣けるという声も聞こえてきますが、ストーリーがいまいちわからなかったという声も聞こえてきます。

また、最後の意味が分からないという声も聞こえてきますね。

ここでは、最後がどうなったのか、その意味は何だったのかを考察しましたので紹介しますね。

鈴木Pが一切情報を与えないでまっさらな状態で見てほしいとのことで情報公開しなかったらしいよ。

 

君たちはどう生きるかジブリの最後の意味は?

ここでは、最後の意味を考察してみました。

良くわからなかった点が2つあります。

1つ目が、なぜ、ヒミとナツコは別の出口から出て行ったのか。

ヒミは真人の幼いころの母親で異世界で暮らしていたんですね。

 
真人の母ヒサコは幼いころに行方不明になっていたんですって。それがこの異世界だったようですよ。そのときのままヒミとして異世界に住んでたんですね。

そして、キリコもまた、同様に異世界にいたと考えられます。

そのため、異世界にいた2人は真人たちと同じ世界には戻れなかったんですね。

そして、2つ目が、なぜ、真人には記憶があったのか。

真人の母は幼いころ失踪し、1年後に忽然と戻ってきたときには、その時の記憶は一切ありませんでした。

では、なぜ、真人は同じように異世界に行ったのに記憶が残っていたのか。

それは、眞人が若い頃のキリコからもらったキリコ人形のお守りと、丘で拾った“積み木の石”をポケットに入れて持っていたからなんですよ。

そこに記憶が残っていたんでしょうね。

それには、アオサギもビックリしたようですが、すぐに忘れるよっていって飛び立っていきましたね。

また、君たちはどう生きるかジブリの原作や小説、漫画との違いについてはこちらで紹介していますのでご覧ください。

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君たちはどう生きるかジブリの最後は思い出として残ったの?

インコ将軍によって異世界が崩壊してしまったため、異世界にいた主人公の真人は、アオサギ、ヒミ(幼いころの真人の母ヒサコ)と義理の母キリコそして、キリコ(若いころのばあや)とともに元の世界に戻ろうとします。

そして、真人とナツコ、アオサギは元の世界に戻ることができましたよ。

しかし、ヒミ(幼いころの真人の母ヒサコ)と義理の母キリコは、失踪時の世界へ行ってしまいました。

そして、異世界にいたインコやペリカンたちは、崩れ落ちる塔から去っていき、アオサギも「あばよ友達」と言ってどこかへ飛んで行ったんですよね。

戦争終結から2年後、眞人たちは、疎開していた場所から東京へ帰っていくというあっけない終わり方でした。

 
なんか最後は離れ離れになって悲しかったね。

真人の記憶は残っていたものの、なんだかあっさりしすぎて思い出として残らなかったように思いますね。

 

君たちはどう生きるかジブリは何を伝えたかったの?

『君たちはどう生きるか』は、宮崎駿監督の幼少期を描いたものだと言われていますね。

時代は1944年の第二次世界大戦の真っただ中ということで若干違いますが、戦中生まれということで、戦時中の設定にしたのではないでしょうか。

そして、戦争を亡くしたいというメッセージを次の世代に残したかったのだと思われます。

 
この映画には宮崎駿監督の思いがいっぱい詰まった作品なんだね。

また、主人公の真人は、母親を探しに異世界へと入っていくんですが、ここからが宮崎ワールドですね。

なにが起こるかわからない世界に突入します。

ここでは、『君たちはどう生きるか』ジブリの宮崎駿監督がこの映画を通してみなさんに伝えたいことを解説していきます。

 

宮崎駿監督は何を伝えたかったの?

戦争を繰り返す世界に対して、異世界では、平和な世界を作ろうとしていたのではないでしょうか。

そして、大叔父は、その世界を維持するのに自分も限界だから血縁関係にある、真人に後を継いでほしかったんだと思います。

しかし、真人は、自分の意志で現実の世界で生きていくことを誓います。

宮崎駿監督が伝えたかったことは、空想の世界ではなく、現実の世界で平和にするためにはどう生きていけばよいのかを伝えたかったんじゃないでしょうか。

 
これは、宮崎駿監督のいままでの作品にも共通するものでしょうね。

そして、宮崎駿監督のこれまでの作品に込めた思いと、小説『君たちはどう生きるか』の作者山本有三が作品に込めた思いって似ていますね。

山本有三は子ども向け教養書シリーズ「日本少国民文庫」の集大成として第1次世界大戦後の混乱期に立派な大人になってほしいと願って書いた小説です。

これに対し、宮崎駿監督は、コロナの大変な時代にどう生きるかを問いかけた作品であり、時代こそ違えど、子供たちへの思いは同じなんですね。

 

宮崎駿監督のこれまでの作品に込めた思いは?

『君たちはどう生きるか』ジブリも同じ思いが込められていると思いますが、過去の作品について紹介しますね。

  • 子どものために作ってきた。
  • 「おもしろいものは、この世界にいっぱいある」ということを伝えたい。
  • 「元気でやっていけよ」と言うメッセージを送りたい。
  • 「生きねば。」「生きろ。」「生まれてきてよかった。」など、「生」へのメッセージが託されている。
  • 時代に関係なく生きることの喜びを教えたい。
  • 自然を大切にしなければならない。
  • 世界を救うのは過ちだらけの大人よりも子供である。
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まとめ

今回は、『君たちはどう生きるか』ジブリの最後の意味や宮崎監督が何を伝えたかったのかについて調査しましたので紹介しましたがいかがだったでしょうか。

ラストの意味について、1つ目が、なぜ、ヒミとナツコは別の出口から出て行ったのかですが、二人は異世界で暮らしていたために一緒の世界には戻れなかったんですね。

もう一つは、眞人がキリコ人形のお守りと、丘で拾った“積み木の石”をポケットに入れて持っていたから記憶が残ってたんですね。

そして、宮崎駿監督が伝えたかったことは、空想の世界ではなく、現実の世界で平和にするためにはどう生きていけばよいのかを伝えたかったんじゃないでしょうか。

宮崎アニメは1回見ただけではわからないと思いますので、何度も劇場に足を運んでいただければと思います。

ディズニーアニメと違って、宮崎アニメは何回みても”?”がついて回りますね。

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