ノートルダムの鐘はつまらないし人気ない?好きや嫌いの口コミも紹介!

1996年公開の、隠れた名作ディズニー映画「ノートルダムの鐘」!

ディズニー映画の中でも異色といわれる本作は、人々の差別意識に切り込んだ、シリアスで社会派な作品です。

本作の特徴と言えば、何と言っても主人公のカジモド。

「出来損ない」という意味の名前を付けられた彼は、怪物のように醜い見た目をしていました。

ディズニー映画なのに、プリンセスや可愛いキャラクターが主人公じゃないのね!

知名度が低く、人気がないと思われがちな「ノートルダムの鐘」。

ディズニーのイメージを覆す本作は、一体どんな物語なのでしょうか?

ディズニーっぽくないと聞くと、「つまらない映画なの?」と疑ってしまうよね。本当のところはどうなんだろう。
見たことがある人の口コミを知りたいな!好きや嫌いの理由を教えて!

この記事では、「ノートルダムの鐘」はつまらなくて人気のない映画なのか解説します。

好きや嫌いの口コミも紹介するので、ぜひ参考にしてみてください!

 

目次

ノートルダムの鐘はつまらないし人気ない?

「ノートルダムの鐘」は、フランスの小説家 ヴィクトル・ユーゴーが描いた悲劇「ノートルダム・ド・パリ」を原作にした映画。

美しいプリンセスや、可愛いキャラクターが主人公ではない上に、悲劇の物語が題材であるということで、なんだかつまらなそうな映画だと感じる人も多いですよね。

しかし、「ノートルダムの鐘」つまらない映画などではなく、一部ではディズニーの最高傑作とも呼ばれている名作なんです!

まずはあらすじを見ていきましょう。

主人公のカジモドは、ノートルダム大聖堂の鐘つき堂に住む醜い男。

育ての親であるフロローの「決して外に出てはいけない」という言いつけを守り、自由への憧れを募らせながらも、カジモドは大聖堂の最上階にひっそりと暮らしていました。

事件が起こったのは、街のお祭りの日。

楽し気な雰囲気につられて、カジモドはついに外の世界へと飛び出してしまったのです。

ここからは、本作が「つまらない」と思われてしまう理由を解説していきます。

 

最後がハッピーエンドじゃないから?

「ノートルダムの鐘」がつまらないと思われてしまう理由の1つ目は、この物語がハッピーエンドではないからではないでしょうか。

原作である「ノートルダム・ド・パリ」は、悲劇を描いた作品。

原作のラストは、主人公のカジモドを含めて、主な登場人物は全員死亡するという悪夢のようなバッドエンドを迎えます。

ディズニーの「ノートルダムの鐘」は、お子様でも楽しめるよう、大きく内容を改変していますが、それでもやはりハッピーエンドとまでは行かない様子。

ここで、本作の主な登場人物を見てみましょう。(以下、ネタバレを含みます)

  • カジモド…主人公。ノートルダム大聖堂の鐘つき堂に住む、醜い青年。
  • フロロー…街で権力を持つ最高裁判事。カジモドの育ての親。権力を振りかざし、ジプシー(移民)を排除しようとする。
  • エスメラルダ…美しく聡明なヒロイン。自由を愛するジプシーで、フロローから命を狙われている。
  • フィーバス…フロローの命令に従う護衛隊長。顔も性格も男前な人物。

本作のヒロインは、ジプシーのエスメラルダ。

美しい彼女は、カジモド、フィーバス、そして悪役であるフロローの3人から好意を寄せられています。

ディズニーらしい王道の展開ならば、ヒロインが選ぶのは主人公のカジモドでしょう。

しかし、エスメラルダと結ばれるのは、男前で勇敢なフィーバスでした。

「ノートルダムの鐘」は、バットエンドではないものの、カジモドにとって残酷なラストを迎えることから、「つまらない」と思われてしまうのかもしれません。

 

意地悪なシーンが多いから?

「ノートルダムの鐘」がつまらないと思われてしまう理由の2つ目は、意地悪なシーンが多いからでしょう。

自由に憧れたカジモドは、街のお祭りの日、ついに大聖堂の外へと飛び出しました。

しかし、醜いカジモドを町の人々は受け入れず、トマトや卵をぶつけて笑いものにしたのです。

ひどい扱いを受けたカジモドは、すっかり自信を無くしてしまいます。

また、本作には、ジプシーと呼ばれる移民たちが登場。

悪役のフロローは、彼らを目の敵にする一方、エスメラルダという一人の美しいジプシーに恋をしてしまったのです。

自身の心をかき乱すエスメラルダに対し、愛憎入り乱れた感情を抱くフロローは、ついにジプシー狩りを始めます。

「ノートルダムの鐘」は、主人公やヒロインを苦しませる意地悪なシーンが多いので「つまらない作品なのでは?」と思われてしまうのかもしれません。

 

ノートルダムの鐘が好きや嫌いの口コミも紹介!

ここまで、「ノートルダムの鐘」がつまらないと思われてしまう理由を解説していきました。

なんだか暗くて怖そうな物語だね。やっぱり人気ないんじゃないの?

いえいえ、本作はディズニー映画の中でもファンが多い、正真正銘の人気作品なんです!

実際、2023年に日本テレビが行った「金曜ロードショーで観たい長編アニメーション映画」のリクエスト投票で、「ノートルダムの鐘」は上位にランクイン。

一般的な知名度が高いわけではないのに意外ですよね!

ここからは、「ノートルダムの鐘」を実際に見た人の口コミを紹介します。

 

ノートルダムの鐘は好き?

まずは、「ノートルダムの鐘」が好きだという人の口コミを見ていきましょう。

「ノートルダムの鐘」は人気作なだけあって、肯定的な意見が多く見られました。

ディズニー映画が苦手な人にこそオススメしたい作品。劇団四季の俳優がキャラクターの声をあてているため、歌声に圧倒される…!
フロローの気持ち悪いところにハマる!カジモドはエスメラルダと結ばれなかったけど、本当に欲しかった自由を手に入れられたんだよね
「エスメラルダが自分のものにならないのなら殺してしまおう」というフロローと、エスメラルダの幸せを願えるカジモドという対比が良い!
ディズニーの最高傑作!どのキャラクターにも感情移入できる。フロローも悪役だけど人間味があるよね

ディズニー映画としては異色の「ノートルダムの鐘」。

しかし、その現実的な展開や社会派な作風が、かえっていろいろな人にオススメできるポイントのようですね。

また、日本語の吹替は劇団四季の俳優が担当しているだけあって、その圧倒的な歌声にも評価が集まりました。

 

嫌いな理由は子供向けじゃないから?

次は、「ノートルダムの鐘」が嫌いという人の意見を聞いてみましょう。

物語が面白くないという批判は見当たらないものの、やはり、醜いカジモドの容姿が難点になっているようです。

子供のころに観て、カジモドの見た目がトラウマになった…。今でも少し苦手。
カジモドとエスメラルダが結ばれないところがイヤ。美しくないと選ばれないのかって思ってしまう。
私は好きな作品だけど、カジモドの外見やフロローの行動に子供は怖がりそう。内容が理解できるようにならないと難しい作品かも。
カジモドが可哀そうすぎて苦手!外見のせいで町の人たちに虐められるシーンがツラすぎる。

「ノートルダムの鐘」はつまらないという意見はないものの、人の見た目に対する差別を描いた物語ということで、観る人を選ぶのかもしれませんね。

特に小さなお子様は、カジモドの容姿や物語の展開がトラウマになってしまう心配があるようでした。

 

まとめ

今回は、「ノートルダムの鐘」はつまらなくて人気がない映画なのか、好きや嫌いの口コミも参考に調査しました。

本作が「つまらない映画なのでは?」と思われる理由としては、ハッピーエンドではないことや、意地悪なシーンが多いことが挙げられそうです。

しかし、「ノートルダムの鐘」は決して人気がない映画ではありません。

本作を鑑賞した人の口コミでは、好きな作品だという意見が数多く見られ、物語だけでなく、作中の楽曲にもたくさんの評価が集まりました。

一方、本作が嫌いだという人の中には、カジモドの外見などがトラウマになったという人も。

「ノートルダムの鐘」は、ディズニーファンの間で語り継がれる名作であるものの、見る人を選ぶ大人向けの作品のようですね。

いかがでしたか?今回の記事がお役に立てれば幸いです。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次